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ET CETERA

心に残る言葉

新聞やテレビなどで見聞きした「なるほど」「いい言葉だな~!」と思った言葉・心に残る言葉を、忘れないように控えておこう。

テレビから (2017.02.24)本日は、お日柄もよく

困難に向かい合った時、もう駄目だと思った時、想像してみるといい
三時間後の君 涙が止まっている
二十四時間後の君 涙は乾いている
二日後の君 顔をあげている
三日後の君 歩き出している

「本日は、お日柄もよく」(原作 原田マハ)の一場面 から


ついでに
スピーチの10の心構え
1.スピーチの目指すところを明確にすること
2.エピソード、具体例を盛り込んだ原稿を作り、全文暗記すること
3.力を抜き、心静かに平常心で臨むこと
4.タイムキーパーを立てること
5.トップバッターとして登場するのは極力避けること
6.聴衆が静かになるのを待って、始めること
7.しっかりと前を向き、右左を向いて会場全体を見渡しながら語りかけること
8.言葉はゆっくり、声は腹から出すこと
9.導入部は静かに、徐々に盛り上げ感動的にしめくくること
10.最後まで、決して泣かないこと

ついでに
結婚式の場面でスピーチライターが述べたお祝いのスピーチ
「本日は、お日柄もよく
心あたたかな人々に見守られ
二つの人生を一つに重ねて
今から二人で歩んで行ってください
たった一つの良きもののために
おめでとう」

スピーチライターを主人公にした「言葉の持つ力」について書かれた小説のドラマ化

新聞から 毎日新聞(2016.03.10)余録

あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ
田を耕し
種を用意しておくのだ
あとからくる者のために
しんみんよ
お前は詩をかいておくのだ

あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ
あああとからくる者のために
みなそれぞれの力を傾けるのだ


坂村真民の詩「あとからくる者のために」

原発事故の記事の中でこの詩を記者が紹介していた

新聞から 毎日新聞(2016.02.01)風知草

人の価値は、
その人が得たものではなく、
与えたもので測られるべきである

アインシュタイン

風知草の執筆者山田孝男氏が学生時代に読んだアインシュタインの文章の一部

テレビから NHK(2015.06.30)プレミアムよるドラマ「ランチのアッコちゃん」

あなたの身体は食べたもので出来ているのよ、
生き方を変えたいのなら食べ物を変えなさい。

主人公の上司黒川敦子部長(アッコちゃん)が、食というものがいかに大切かを説いた場面のセリフ

新聞から 毎日新聞(2015.02.19)余録

どんな美しい記念の晴れ着も
どんな華やかなお祝いの花束も
それだけではきみをおとなにはしてくれない
他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じに醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子ども魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる

「成人の日に」谷川俊太郎

選挙権年齢が18歳になる見通しからこの詩のような心構えが必要だとしている。

新聞から 毎日新聞(2015.01.20)発信箱

気をつけたほうがいいのだ、何事もきっぱりと語るひとには。
です。であります。なのであります。
語尾ばかりをきっぱりと言い切り、本当は何も語ろうとしていない。
ひとは何をきっぱりと語れるのか?
語るべきことをもつひとは、言葉を探しながら、むしろためらいつつ語る。

詩人 長田弘の「嘘でしょう、イソップさん」の一節

小国綾子記者がパリの新聞社襲撃事件で「表現の自由」と「その表現を他者がどう感じるか」を考えたときに思

新聞から 毎日新聞(2014.10.01)水説

「効率一辺倒ではいけない。手間のかかる仕事こそ人間的である」
「損か得かよりも、正しいか正しくないか、自然か不自然か、が大事だ」

沢根スプリング(浜松市)沢根孝佳社長の言葉

「人を大事にする経営学会」が発足した。学会の理念がこの沢根社長の言葉に象徴されている。